稚魚育成STEP3生後半月~1カ月
前回までで、稚魚育成STEP2までが終了しました。
孵化して生後半月までの我が家でのコルレアの飼育方法を隠さず紹介していますのでぜひご覧ください。
とりあえず今回で一番育成が難しい稚魚育成方法の説明が終了です。
幼魚になってしまえばそこまで神経質にならなくても頑張って自分たちで生きていってくれます。
アカムシも自分たちで食べられるようになりますので安心です。
本記事のテーマ
コリドラス・パラレルス(コルレア)の卵が孵化して半月から1カ月ぐらいの飼育方法の解説
読者さんへの前置きメッセージ
コリドラス・パラレルス(コルレア)の孵化して半月から1カ月ぐらいのえさやりや環境整備等について解説しています。
この記事を読むことでどうなるのか
コリドラス・パラレルス(コルレア)の生存率が高くなる飼育方法を知ることができます。
孵化して半月経過したコルレアの育て方
孵化してから半月ぐらいたつと、段々とコリドラスらしいシルエットに近づいてきます。
また、サテライト内を縦横無尽に走り回るのもこの時期です。
サテライトの環境を整える
半月を過ぎて、サイズ的にも大きくなりなってきたら、最も小さい稚魚のサイズをみて、サテライトグレードアップセット2のメッシュからサテライトにLに同梱されているスリット式のものにかえたほうがいいですよ。
サテライトグレードアップセット2は小さな網目状なので、目詰まりまでの期間が早くなってしまいます。
くれぐれも飼育水がオーバーフローして、稚魚が逃げて行ってしまわないように注意してくださいね。
人工餌に慣れさせよう
また、孵化後半月を越えてたら少しずつ人工餌に慣らしていきたいところです。
人工餌はお好みでいいと思いますが、うちでは以下の3種類をルーティーンで使用しています。
これらを乳鉢ですりつぶして与えています。
ポイントはおなかがすいたときに与えるのが重要です。
食べていない稚魚がいたらブラインシュリンプも追加で与えてあげる必要があります。
餓死したら困りますからね。
餌のすりつぶしに関してはこちらの乳鉢が圧倒的にお勧めです。
100円均一のものと違って掃除もしやすいですし、カスも溝にたまりません。
すりつぶし易さもぴか一です。
でもまぁ、100均でも餌すりつぶせますのでお好みでどうぞ!
稚魚の引っ越し(推奨するが必須ではない)
私は1カ月ちょっとしたら、稚魚をサテライトから育成水槽(30cmキューブ水槽)へ引っ越しさせています。
理由としては、少しでも大きい水槽で育てたほうが成長が早いことと、コルレアが次から次に卵を産むのでサテライトを空けてほしいという理由です。
育成水槽の水がサテライト内部で循環している状態で育成していますので、水合わせなしでそのまま育成水槽に稚魚をドボンして大丈夫です。
体格が近い稚魚同士で育てる
育成水槽に入れるときに注意してほしいのが、身体のサイズがあまりにも違いすぎる先輩方を育成水槽に入れておかないようにした方がいいです。
その理由としては、身体の大きな先輩が振動や人間の動きにびっくりして水槽内で暴れることがありますが、その際に小さいコルレアに激突してしまい、稚魚が死んでしまうことがあります。
うちの場合もサテライトがオーバーフローした際に小さな稚魚が育成水槽に流れ出たことがあります。
そのまま放っておいたんですが、先輩コルレア激突されて骨が折れた?のか、ひっくり返ってしまって動けなくなるコルレアが数匹出てしまいました。
呼吸はできているけども体の自由がきかなくて動けないような感じです。
大変可哀想な姿になるので気を付けてください。
うちの場合はそれを避けるため、さらに大きな60cm規格育成水槽を用意しています。
以上で最も生存させるのが難しい稚魚時代の解説は終わりです。
これからももっと生存率が上がるようにブリードを工夫していきたいと思います。
その際はまた追記しようと思っています。