【おすすめ】コリドラス飼育に最適な底床(コルレアも大喜び)
専用水槽じゃなくても、コリドラスの繁殖を目指したり、コリドラスをメインにしたい水槽などは何を選べばいいのでしょうか。
各メーカーから発売されている底床は色々ありますが、その中でも特にお勧めの底床を紹介したいと思います。
本記事のテーマ
自分の水槽に合った、コリドラスに最適な底床を見つけよう
読者さんに向けての前置きメッセージ
ここでは
- コリドラス(またはコルレア)専用水槽を立ち上げたいと思っている方
- コリドラスメインの水槽を立ち上げたい、もしくは立ち上げている方
に向けて記事を書きたいと思っています。
コリドラスが最も快適に過ごし、かつ繁殖も狙うという視点で説明しますので、CO2をガンガン添加して、水草が繁茂した水槽を作りたいという方には向かない内容だと思います。
我が家のコルレア専用水槽の底床
重視したポイント
私がコルレアの飼育で底床を選ぶときに重視したポイントは以下です。
- なるべくお洒落な水槽にしたい
- コリドラスが底床をほじってモフモフしている姿を見たい
- 底床掃除が楽
- 病気になりにくい底床を選びたい
- ヒゲが溶けにくい底床を選びたい
- 繁殖に向いている底床にしたい
これは完全に好みの問題ですが、コリドラス専用水槽といえど、家に水槽を置くのであれば少しでもお洒落にしたいと思うのは罪ではないと思っています。
お洒落な水槽の定義は人それぞれだと思いますが、水草水槽でコルレアの繁殖、採卵などでなかなかてこずることが予想されたために選択する底床は限定されてしまいました。
コリドラスが底床をほじってモフモフしている姿を見たい
これも好みの問題かもしれませんが、えさを探すために底床をほじってモフモフするのはコリドラスという生き物の自然の姿です。
ただ、「可愛い」ということだけではなく、本来生息している環境に近い状態を再現してあげたいと思っていました。
底床掃除が楽/病気になりにくい/ヒゲが溶けにくい/繁殖に向いている
底床の汚れはコリドラスの健康を崩す原因となりやすいです。
フンやえさの残りカス等はなるべく迅速に取り出してあげる必要があります。
ですので、かなりの手間がかかってしまうのです。
メンテナンス性が低い底床を選んでしまうと、掃除をさぼってしまうのは目に見えています。(私だけではないはず…)
掃除が定期的にできていれば、病気やヒゲが溶けることを避けることにもつながります。
また、当然ですが、病気になりづらい環境を整えておけば繁殖行動にもつながりやすいはずです。
選びたくない底床
水槽がオシャレに見えない底床
私が選びたくなかった底床ですが、水槽がおしゃれに見えない底床です。
完全に主観ですが批判は一切受け付けません!
予めご了承ください。
コリドラスの飼育で有名な田砂や大磯砂はメンテナンス性を考えると抜群にいいようですが、見た目がどうも私の好みではなくて…(好きな人ごめんなさい)
なんだか、日本の田園風景を想像させられてしまって、熱帯魚を飼っているって感じに見えないんですよね…もう、ほんと主観でごめんなさい。
田園風景は田園風景でもちろんいいんですよ!
全く否定してはいないということを理解してもらいたいんです!
私は「日本で海外の熱帯魚を飼っている感」を出したいというのが一番の理由です。
コリドラスがストレスを感じる底床
これはコルレアに聞いてみましたが答えてくれませんでした(当然)
今からの説明は人間の主観になってしまいますがお許しください。
皆さんもご存じのように、いつもエサを探してモフモフしているのがコリドラスという生命体ですよね。
なぜ、モフモフしているかといえば、そりゃえさが欲しくてやっているか、
ホフモフするのが好きだからにほかなりません。
いやならモフモフしませんよ。
モフモフしてくれって頼んでも言葉通じませんからね。
何が言いたいかというと、
「モフモフできない環境はコリドラスにはストレスでしかない」
ということです。
やりたいことできないのは人間もストレスを感じるのと同じです。
ソイルや粒の大きい底床はモフモフできないので避けた方がいいと思うんです。
ここで一つの反論が出てきます。
これは残念ながらさらに反論できてしまいます。
ふんだんにエサをあげてもコルレアはモフモフしてしまうんです。
やはりモフモフできる環境を与えてあげることは、コルレアが幸せに生きていく絶対条件だと考えます。
今まで使ってみたコリドラス水槽の底床
私が今までにコルレア水槽で使った底床は2種類です。
アマゾン川源流の白砂
最大のメリットとして、水槽に入れるととにかく美しいです。
清潔感があってインテリアにもマッチします。
砂の粒が小さく、コリドラスは楽しくモフモフできます。
色が白いので、ゴミが目立ちやすいです。
すぐにゴミの箇所も把握することができます。
しかしながら、粒が小さすぎるのでプロホースなどで吸うと掃除が大変です。
簡単にごみと一緒に砂が吸われて掃除するたびに砂が減っていきます。
これは底床掃除をすれば少なからず起きてしまう問題ですので想定範囲内なのですが、私が耐えられなかったのは
「ウ〇チが目立ちすぎる」
ということと、
「砂自体にコケが生えてきて見栄えが悪い」
という点です。
ゴミやフンが目立ってごみ処理をするのはいいのですが、毎日掃除をしてもなくならない…
さらに、毎日掃除すれば毎日砂が減っていくのです。
また、砂に苔が生えてきます。
水草水槽ではないので残ったエサで富栄養化によるコケが出やすくなります。
底床表面の砂にコケが付き、掃除をすると、下の白い砂が出てきます。
これもストレスだったのでアマゾン川源流の白砂は全部抜いて捨ててしまいました。
余談ですが、アマゾン川源流の白砂を敷いていたときにヤマトヌマエビを5匹ほど入れていました。
このヤマトヌマエビはコケ取り能力は大変優れていますが、排泄量も群を抜いています。
もう、すぐ水槽をウンチだらけにします。
ソイルで飼育しているときはここまでだとは思いませんでしたが、アマゾン川源流のこげ茶砂を作っていました…
ボトムサンド
そこで選んだのがスドーのボトムサンドです。
アマゾン川源流の白砂ほどではないですが、粒が小さくコリドラスもモフモフできます。
見た目も私の中ではアマゾン川源流の白砂にはだいぶ劣ります(私の完全な主観)が全体的に綺麗なオレンジ色をしています。
また、いろんな色を含んでいますので、ゴミがアマゾン川源流の白砂ほど目立ちません。
写真を撮ってもストレスがないぐらいです。
また、砂の粒がアマゾン川源流の白砂よりは大きいので、砂の吸われる量も若干少なめで、掃除もしやすいですよ。
デメリットとしてはやっぱり白砂にはかなわないオレンジ色…
私が個人的には好きな色ではないのでちょっと残念です。
また、うちの飼育水はブラックウォーター化していますので、水槽内は完全にオレンジ畑状態になってしまいます。
オレンジに耐えられない人は正直厳しいですが、それを我慢できればほとんどデメリットはないかなと思います。
ゴミもどこにあるのか目視しやすいのもいいポイントですね。
さらに水質への影響もほとんどありません。
これはアマゾンの白砂も同様です。
現在はスドーのボトムサンドでコルレアを飼育しています。
今のところ大きな不満はないですので、このまま飼育していきたいと思っています。