飼育・繁殖方法 PR

コリドラスの原因不明の突然死、連続死(ポツポツ落ちる)の対象法(緊急対応編)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

コリドラスの連続死・突然死に「今」悩んでいる方へ

現在コリドラスの突然死や、連続死に悩んでいる方に向けて記事を書いています。

下記に該当する方であれば、解決に向けて参考になるかもしれません。

水槽をチェック!
  1. 毎日のようにコリドラスが死んでいく
  2. 外見上は特に病気のように見えないが死んでしまう
  3. 水槽の濾過は十分にはたらいている(アンモニア、亜硝酸が問題ではない
  4. 死んでいる原因がわからない(水温、pH、TDS、病気など)
  5. コリになんとなく元気がない or ずっと泳いでいるコリがいる

以下、私個人が行ってうまくいった事例をお話しします。

あくまでも、私の水槽の環境で行ったことですので、必ず解決する訳ではないという認識でお願いします。

うまくいけばラッキーというぐらいの考え方がいいかと思います。

「もうどうしたらいいかわからない」「最後の手段」ということで下記の方法にチャレンジしていただけたらと思います。

コリざぶろう
コリざぶろう
大切なコリドラスたちが救えますように・・・願っています。

連続ポツポツ死を経験したときにやって解決したこと

1週間毎日1~2匹のコリが死んでいました。

いろいろと考えた結果、下記の4つを行いました。

これ以降1年間1匹もコリが死んでいませんので私個人的には正しかったのかなと思っています。

連続死解決のためにやったことリスト
  1. 元気がないコリを隔離→塩浴0.5%
  2. 水質測定
  3. 水換え(3分の1~2分の1程度)
  4. リバースグレイン・マリンを外掛けフィルターに入れる

❶元気がないコリを隔離→塩浴0.5%

まずは、異常があると思われるすべてのコリドラス(うちではコルレア)を隔離水槽に移しました。

隔離後は0.5%の塩水で塩水浴。

0.5%=1リットルあたり5グラムの食塩

塩水浴は全体の50%を飼育水、50%を新水にして行いました。

原因がわからなかったので薬品などはいれていません

濾過もしていません

エアレーションはかなり弱めに行いました。

水換えは毎日同時刻に2分の1行いました。

1週間は0.5%の濃度で、残り1週間は段々と濃度を低くしました。

光の当たらない暗いところに水槽を設置し、隠れ家も入れました。

2週間後に本水槽に慎重に戻しました。

Q.異常があるコリの見分け方は?(自己流)
  1. 人間が近づいても反応がなく、元気がない
  2. 地面から浮いた状況でずっとフラフラ泳いでいる
  3. 水面に空気を吸いにダッシュをするが、帰りがゆっくりでフラフラ降りる
  4. 明らかに群れから1匹離れている
  5. 背びれを閉じている(コルレアの場合はほぼ体調不良の時のサインだと思っています)
  6. に反応しない

❷水質測定し、対処方法を考える

水質を測定し、対処法を考えました。原因の切り分けをするためです。

計測した項目は、

pH、TDS、水温(℃)、アンモニア(NO3)、亜硝酸(NO2)

です。

試薬や測定器を利用して計測しました。

pH3.9、TDS 112ppm、水温24.8℃、アンモニア・亜硝酸ともに検出なし

普段のこの水槽の水換え後のpHは5.5~5.8なので、pHの急降下が原因の一部と考えました。

対処としては、

  1. pHを生体にダメージなくアップさせること
  2. pHをまた急降下させないこと

これらを念頭に置き下記を行いました。

❸水換え(3分の1~2分の1程度)

低pHの飼育水を中性に近づけるため、水換えを行いました。

濾過が効いているのがわかっていたので、2分の1を超えないようにいつもより多めに水換えを行いました。この水換えした量に関しては根拠はありません。

いつもより多く水換えするということ、pHを水換えで少しでもアップさせることを念頭に行いました。

ただ、このままだとまたpHが急落する恐れがありますので、次の対策を考えました。

❹リバースグレイン・マリンを外掛けフィルターに入れる

コトブキ プロフィットフィルターX3にリバースグレインマリンを投入。

pHの急降下を防ぐために、リバースグレイン・マリン(規定量の半分である1パック)を簡単に水洗い後、外掛けフィルターに投入しました。

近所のアクアショップで購入しました。

水槽内の多くなった酸性物質除去が目的です。

 

淡水なのにリバースグレイン・マリンを入れても大丈夫?

大丈夫です。酸性物質を取り除くだけで、アルカリ性物質を追加する商品ではないので問題ありません。

酸性物質が徐々に取り除かれたので、pHも徐々に上昇しました。

水換え後pH5.4から翌日には6.3までアップ。

現在まで通常の水換えと、リバースグレインマリンの交換で水質を維持することができています。

Q.なぜ外掛けフィルターに規定量の半分をいれたのか?

外掛けフィルターだと、急な水質変化があったときに取り外しやすいことが理由です。
規定量の半分にしたのは、酸性物質の除去スピードをなるべく緩やかにしたかったからです。

 

 

Q.もし原因がアンモニア亜硝酸だったらどうした?

水槽からアンモニアの除去と、濾過が機能することを最優先に考えます。
【除去】2分の1水換え

【濾過】外部フィルターにバイコムバフィースーパーバイコムスターターキットを投入

これが私が知る限りのろ過システム立ち上げが最速でできる方法です。(他に水槽がない場合)

 

まとめ

コリドラスの原因不明の連続死や突然死が続くときは、

  1. 元気がないコリを隔離→2週間後に本水槽へ
  2. 水質測定→原因追及
  3. 水換え(3分の1~2分の1程度)
  4. リバースグレイン・マリンを外掛けフィルターに導入

の手順でやって、水質を安定させると☆になりにくいのかなと思います。
みなさんの水槽がうまくいきますように…

こんなトラブルが発生しないように予防をしたいという方は下記記事を参照ください。

コリドラスの原因不明の突然死、連続死(ポツポツ落ちる)の対処法(予防編)コリドラスコルレア、ゼブリーナなど、ブリードした個体が次々と死んでしまう謎の現象が起きることがあります。外見状は問題ないので、原因が掴めない人も多いです。この記事ではその原因と対策法について具体的に説明しています。...

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください