飼育・繁殖方法

弱酸性の軟水でコルレアを飼育する方法

コルレアに合った水質は「弱酸性の軟水」というのはおなじみだと思います。

産地がブラジルのネグロ河上流域またはイサナ川と言われていますのでその水質が弱酸性の軟水のようです。

それは見事なブラックウォーターのようですよ。

右側がネグロ川、左側はアマゾン川で、ぶつかりあってるところです。

簡単にそのネグロ川、イサナ川の水質を実現できる水道水が出る地域はいいのですが、そうでない人は困りますよね。

  • pHが下がらないので、テトラpH/KHマイナスを入れたがすぐに戻る
  • だから毎日テトラpH/KHマイナスを入れていたが、TDSを測ったらとんでもない数値になって、生体が調子悪そう。
  • ピートを入れたが、なぜか全然pHが下がってくれない

こういった疑問に私なりに回答します。

私も上記の内容で困っていましたが、なんとか弱酸性の軟水を実現することが安定的にできるようになりましたので、メモがてら記録しておこうと思います。

本記事のテーマ

どんな水質の水道水も弱酸性の軟水でTDSも安定する水づくりについて

読者さんへの前置きメッセージ

弱酸性の水質にならず困っている方に向けて解決策の1つを提案します。

ただ、うちはソイルは使っておらず水草もほとんど入れていませんので今回の水づくりの方法で安定する保証はありません。

あらかじめご了承ください。

この記事を読むことでどうなるのか

コリドラスが好む弱酸性の軟水を作ることができます。

それでは早速見ていきましょう。

私が考えたこと

うちの水道水のスペック

pH7.5GH2.5~3KH3弱アルカリ性の水です。

TDSは50~60程で、割と低めかなと思います。

弱酸性の軟水を目指してやったこと

  • エフキューブを投入して、ソイルを入れる→効果なし
  • エーハイムトーフペレットを汲み置き水に入れて1週間エアレーションする→水自体のpHは下がるが水槽に入れたらpHがもとに戻る
  • テトラpH/KHを毎日規定量投入する→翌日にはすぐにpH値が上昇していることに加え、TDSがいつのまにか300を超えていて調子の悪い個体が出てくる

こるれあくん
こるれあくん
何をやってもうまくいきませんでした…

エフキューブに関しては、水量のわりにソイルが少なかったかもしれません。

もちろん効果のある場合もあると思いますが、これは私の水槽の環境に合わなかったので今撤去しています。

エーハイムトーフペレットでの対策もうまくいきませんしたし、テトラpH/KHマイナスでもうまくいきませんでした。

これは、そもそもうちの水槽のpHを上げやすい水の中に酸性物質を投入しているだけなので効果はなかったのかなと思っています。

対策として考えたこと

  • うちの水道水にpHを上げやすいものがはいっている。
  • 濾過材の中にpHを上げるものが入っている。
  • アクセサリ類がなんか影響している。

まず、アクセサリ類は全部取り出しました。

次にろ過材を考えてみました。

サブストラットとか入れてましたので「もしやこれでは?」と思いましたが、数日水道水につけておきましたが問題なし

他のろ過材についてもしかりです。

もしくは、

テトラpH/KHマイナスで酸性に無理やり傾けてたので、ろ過材とかアクセサリ類が溶け出していたのではないか?

とも真面目に考えましたが、これは実験していません。

あとは水道水の中にpHを上げやすいものが入っているのではないか?という疑問が生じましたので、一つの結論を導きだしました。

水道水から不純物をすべて取り出せばいいのでは?

ということです。

そこで私は純水を作ろうと思い試行錯誤しました。

そこで見つけた方法は以下の2点です。

  • RO浄水器の購入
  • イオン交換樹脂による純水の作成

RO浄水器が欲しかったのですが、高価すぎて断念

また、無理して買った後に、意味がなかったとなるのは怖かったので、イオン交換樹脂を用いた方法を選択しました。

こるれあくん
こるれあくん
これが私の中でヒットしました。

イオン交換樹脂で、約pH7.0、GH、KH0の純水を作り、不純物を除去します。

イオン交換樹脂を用いた純水の作り方 純水をつくりたいけどRO浄水器ってめちゃくちゃ高いですよね。 私もRO水を作りたいけど浄水器が高すぎて一瞬で断念しました。 ...

その純水に、フミン酸などの酸性物質を入れることで酸性に傾いた安定する水を作ることに成功しました。

うちの場合はテトラのブラックウォーターを投入しています。

飼育水作成の流れ

  1. 20ℓのポリタンクに水道水を入れる
  2. イオン交換樹脂で純粋を作成する
  3. 作成した純粋にテトラブラックウォーターとミネラルを添加し、TDSを80ppm~100ppm付近にする。
  4. コルレア調子よくなる

これでとりあえずコルレアさんたちは安定してくれました。

正解かどうかはずっと経過観察しないといけないとは思いますがいまのところエラもピンと張って元気そうです。

飼育水作成で気をつけておいた方がいいと思うこと

あと、気を付けなければならないこともありますので、私のように失敗しないようにお伝えしておきます。

TDSが0の水ではコルレアは調子を落とす

TDS計は比較的安く手に入ります。

なぜだか正確にはわかりませんが、人間と同じで無菌状態になると逆に体が弱る効果と一緒かもしれませんね。

ミネラルを多少入れてあげると調子がいいです。

うちではバイオカルチャーSMWを使っていますが、調子がよさそうですよ。

ちょっとお値段はほかの調整剤に比べたらお高めですが。

TDS100未満ではデジタルpH計が正常に作動しない

これはお恥ずかしながら知らなかったのですが、多少不純物が水に溶けていないと正確に測れません。

試しにエコペーハーで純水を計測してみましたが、異様な数値をランダムに表示します。

また、TDSが100ぐらいないとデジタルpH計で、pHを正確に測れないようです。

うちではデジタルpH計は今は使わず、すべて試薬での計測にしています

もちろん細かい数値まではわかりませんが、おおよその数値がわかり、かつコルレアたちが元気ならそれが一番いいことだと思って使っています。

また、ブラックウォーターを維持するために、外部フィルターにはエーハイムのトーフペレットを規定量入れています。

ピートの成分であるフミン酸などが溶け出すので弱酸性の水質を安定させることができます。

場合によっては賛成に傾きすぎることがあるらしいので注意です。

結論

  1. イオン交換樹脂で純水を作成し、水質をリセット
  2. そのうえで添加剤を投与(うちではバイオカルチャーSMWテトラブラックウォーター、バイオカルチャー2000等)
  3. 水質を100ppm前後に合わせて水替え
  4. トーフペレットをフィルターに投入する

で弱酸性の軟水を維持できています。

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