【おすすめ】エーハイムディフューザー エアーがでないトラブル対策も解説【レビュー】
今回はエーハイムディフューザーのレビューをしたいと思います。
あまりなじみのない商品なので購入をためらっている人もいるかと思いますけれどもコリドラス水槽には大変おすすめの商品です。
エアーが出ないなど、購入後のトラブル対策についても記載しています。
それでは早速見ていきましょう。
この記事で何がわかるか
- エーハイムディフューザーがどんな人におすすめなのか
- どんな人にはおすすめしないのか
- エアーがうまく出ない時の対処法
がわかります。
なぜ欲しいと思ったのか
元々はコリドラス専用水槽はリリィパイプを使っていました。
これはなんとなくオシャレだったからそうしていたというだけです・・・
ですが飼育しているうちに
コリドラスは水流があるところに住んでいる生き物であり、ある程度水流がある方がいい
ということがわかりました。
また
多くの酸素を必要とする
ということもわかりました。
これらを実現できる方法はないかと考えてたどり着いたのが、エーハイムのディフューザーでした。
目的は、
- コリドラス専用水槽に水流を作る。
- エアレーションをする。
の2点です。
これは比較的簡単に実現できますが、わたしには以下のこだわりがありました。
- 投げ込み式ポンプ、フィルターは嫌だ
- 外部フィルターを使いたい
以上が私が求めた条件です。
投げ込み式ポンプは嫌
投げ込み式ポンプが嫌だった理由は1つ目として挙げられるのは水温上昇です。
モーターが熱を発生するため水槽内に入れると多少温度を上げてしまいます。
冬場は良いのですが、夏場に関してはなるべく水温を下げたいですので、投げ込み式フィルターは選択肢からすぐに外れました。
またコリドラス(うちはコルレア)は、低水温の23℃ぐらいを好みますので、なんとしても外部フィルターを使いたいと思っていました。
また投げ込み式フィルターは、水槽内に入れますので、見た目がいまいち好みではなかったと言うのも大きな理由です。
外部フィルターを使いたい
コリドラス専用水槽には、外部フィルターを使いたいと思っていました。
外部フィルターはエーハイムの2213です。
外部フィルターは、高い濾過能力を持っていますし、さらにろ過能力を向上させるためにサブフィルターの導入も検討していました(現在はサブフィルターも導入しています。詳しくは下記の記事へ
また外部フィルターを使えば、外観も損ねません。
水流を作り出すこととエアレーションすることを同時に行いたいと言う事と、最も外観を損ねない商品は無いかと考えたときに最終的に選択したのがエーハイムのディフューザーでした。
どんな仕組みなのか
エーハイムのディフューザーはフィルターの排水部分に取り付けて使用します。
うちではフィルターのホースは16分の12ミリのサイズのものを使っていますが、12/16mmや16/22mmが使用できます。
各ホースのサイズに合うようにコネクタが同梱されています。
エーハイム ディフューザーは排水する際に出る穴を小さくすることによって、強い水流を作り出すことができます。
また、排水の際に空気を一緒に取り込むことによって、濾過した水と空気を一緒に水槽内に供給することができます。
こちらはエア取り込み用のチューブとエア調節ネジがセットで入っています。
空気を活用し、かつ外部フィルターの排水する力を使って細かいエアの供給と勢いのある水流を実現しています。
エーハイム ディフューザーで困ったこと
エーハイムのディフューザーを買ってきて早速取り付けをしてみました。
使い始めてみて困ったことがいくつかありますので説明します。
- エアーが出ない
- 水流強すぎ
- コネクターをつけたらエアーが出なくなった
エアーが出ない
初めてディフューザーを取り付けたときワクワクしていましたが、なんと水流は流れますがエアーが出て来ません。
接続部分などを色々と確認しましたが間違っているところは無いようです。
不良品かと思いましたけれどもいろいろ試してみました。
ネットで情報を見ていると
水流が弱いことが原因
と言う情報を見つけました。
わたしには心当たりがありました。
エーハイム2213外部フィルターに大量のろ材を詰め込んでいたことを思い出しました。
ろ材がパンパンで水をうまく排水することができなかったのだと思います。
すぐに外部フィルターから取り出せそうな濾過材を取り出してみました。
するとすぐにエアーが出始めました。
ろ材の詰めすぎによる水流低下は、ディフューザーが正常に機能を果たさない原因の理由の1つとなりそうです。
設置場所は限定される
エアが出てきたので、ディフューザーの位置を動かそうとしました。
水槽の中の中段ぐらい(底から20cmぐらい)からエアーを出そうと思いましたがうまくいきません。
空気を取り込むチューブが水中に沈んでしまっていたようです。
水中にエア取り込みチューブが沈んでしまうとエアを取り込むことができませんのでディフューザーから細かいエアーを排出することができません。
仕方ないのでチューブを水面に出すことにしました。
無事エアーが出るようになりましたので安心しましたが1つ考えが浮かびました。
と思いましたのでチャレンジしてみましたが・・・失敗でした。
仕方なく水面の方までディフューザーを持ち上げてエアレーションすることにしました。
原因は正しいかどうか分かりませんが、おそらく水槽の下の方までディフューザー持っていくことによって水圧がかかり、空気が入ってくることができないのではないかと思います。
ですからディフューザーを使うときは水面から水と空気を入れると言うことを考えた上で設置場所を考えるのが良いかと思います。
もしくはもっと水流を強くするという方法もあるかと思います。
水流強すぎ
ディフューザーをつけると結構水流が強くなりました。
かなり勢いよく出ますので水流が苦手な熱帯魚はディフューザーでの飼育は難しいでしょう。
うちの水槽もいい例ですが、砂が水に流れて半分ベアタンク状態です。
別に私はこれでいいのですが、気になる人はなるべく横に向けて排水するといいと思います。
コリドラスは水流があるところが好きですし、ベアタンクで飼う人もいるぐらいなので大丈夫です。
水流に向かって泳いでいることもよくありますが、それ以外はシェルターなどに隠れています。
エーハイムフレキシブル排水口をつけたらエアーが出なくなった
ディフューザーから出る水流の方向を変えたいと思いましたのでエーハイムフレキシブル排水口を購入してみました。
早速取り付けてみました。
結果はうまくいきませんでした。
エーハイムフレキシブル排水口をつけたことで水流が弱まり、エアーが出なくなってしまいました。
ちょっとS字型になっているせいかもしれませんね。
確かに自由に排水方向を変えられるエーハイムフレキシブル排水口は便利ではありますが、エアーが出ないのは本末転倒ですので使用を断念しました。(倉庫に眠っています)
またエーハイムフレキシブル排水口を外し、従来通りフィルターを回すときちんと泡が出てくれました。
もしエーハイムフレキシブル排水口をつけるのであれば水流の強い2213以上のフィルターを使用することをお勧めします。
うちはサブフィルターを使用していますので、2213でもフレキシブル排水口がうまく使えると思います。
またこのエーハイムフレキシブル排水口を接続したことによってエアーが出なくなった原因として考えられるのは、1回フィルターを止めて作業したがためにうまく水が流れてなかった可能性もあります。
もちろんエーハイムのディフューザーはエアを出さなくても水流を作るためには非常に役立つ商品ですのでディスってるわけではありませんよ。
エーハイム ディフューザーを導入して良かったこと
理想の水流ができた
コリドラスが好きな水流を生み出すことができました。
水槽全体が洗濯機状態にならず、一部に水流ができたことでコリドラスが遊ぶエリアができました。
直線状に水がフィルターから排水されるので、シェルターの位置もきちんと考えれば水流の弱い場所も作り出すことができます。
汚れが一部に集まるので掃除が楽に!
きちんとした水流を作ることができているので、水槽内の水がうまく循環してくれています。
その結果、目に見えるゴミが一箇所に集中するようになりましたので掃除がだいぶ楽に行えるようになりました。
毎日の水槽の掃除については、ロングスポイトを使っています。
是非こちらの記事も参考にされて下さい。
エアレーションも同時にできた
かなり多くの空気を水の中に供給してくれますので、エアストーンなしでも大丈夫です。
また、意外にも嬉しかったのは、水流を止めればエアレーションも同時に止まることです。
これは餌やりの時に大変楽です。
ブラインシュリンプをあげるときは、水流やエアレーションを止めると思いますが、これが外部フィルターを止めるだけで実現できるのは毎日の餌やりの時は非常に便利だなと感じています。
エーハイム ディフューザーおすすめポイント
エーハイムディフューザーですが、コリドラス専用水槽を立ち上げている方にはおすすめです。
おすすめポイントとしては
- 直線状に水流を作ることができ、コリドラスが遊ぶことができる
- 外部フィルターの排水部に付けられるので、水槽内に大きな投げ込み式フィルターを入れる必要がない
- エアレーションをしてくれるので、エアーポンプを入れる必要がない
- ゴミ掃除も、餌やりも手間が掛からないので、毎日のメンテナンスが楽になる
というポイントです。
記事が参考になれば幸いです。